君の名は。 怒り ジェイソン・ボーン シン・ゴジラ ルーム |
日本で一番悪い奴ら 教授のおかしな妄想殺人 マネーモンスター デッドプール リリーのすべて クーパー家の晩餐会 アイアムアヒーロー |
レヴェナント:蘇えりし者 スポットライト 世紀のスクープ バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 オデッセイ スティーブ・ジョブス ヘイトフルエイト Xミッション |
2016/10/1 | 【 君の名は。 】 |
「君の名は。」を観た。 |
2016/9/28 | 【 怒り 】 |
「怒り」を観た。 |
2016/9/13 | 【 ジェイソン・ボーン 】 |
「ジェイソン・ボーン」を観た。 さて、9年振り復活だというジェイソン・ボーンは変わらずのムキムキでストリートファイター姿で登場。マット・ディモンは猿顔だしこの身体に台詞少ないしますますゴリラ系に近くなったかも(^_^;) |
2016/8/24 | 【 シン・ゴジラ 】 |
「シン・ゴジラ」を観た。 |
2016/7/8 | 【 ルーム 】 |
「ルーム」を観た。 |
2016/7/6 | 【 日本で一番悪い奴ら 】 |
「日本で一番悪い奴ら」を観た。 |
2016/6/28 | 【 教授のおかしな妄想殺人 】 |
「教授のおかしな妄想殺人」を観た。 |
2016/6/21 | 【 マネーモンスター 】 |
「マネーモンスター」を観た。 ジョディ・フォスター監督。テレビの生放送に犯罪者から脅迫され視聴者を巻き込みアタフタ大騒ぎ となれば実況中継だけに目が離せない。 そもそもたまたま観ていた番組で偶然にも事件が同時進行となればまさに先が読めないスリリングさ満載で他のニュースはとたんに色あせちゃうくらいのインパクト。 司会者を信じて全財産を失ったという犯人の恨みが所詮自己責任なのは承知の上でも、格差社会の底辺で全てを賭けて失った惨めさと悔しさ等を察することができるのは、ジョージ・クルーニーが演じた司会者ゲイツがあまりにあまりな軽薄を絵に描いたような軽いノリの口先男だからかも。犯人の恋人のコメントもぶっとんでいて思わぬところで苦笑。 気の毒な犯人に同情できる要素をちりばめたことも作用し次第に周囲が共感をよんでいくようなストーリー展開は上手い。 危機的状況下で的確に指示を出すプロデューサーのパティ役ジュリアロバーツは監督のジョディ・フォスター像と重なってみえる。 次第に不自然な株価操作に気がつき奇妙な連帯感が生まれ物語はラストへ進んでいく。 展開が上手く行き過ぎる感も気になったけれどリアルタイム99分の実況を淀みなくみせてくれた。 |
2016/6/3 | 【 デッドプール 】 |
「デッドプール」を観た。 |
2016/5/22 | 【 リリーのすべて 】 |
「リリーのすべて」を観た。 でも・・・現在でも偏見はあるのだから1920年代においての苦悩は計り知れないし世界初の性別適合手術受けるリスクも現在とは比べようもないのは理解した上で、どうもこの主人公に感情移入できなかった。 |
2016/5/21 | 【 クーパー家の晩餐会 】 |
「クーパー家の晩餐会」を観た。 豪華キャストによるアンサンブル群像劇。キャッチコピーは「年に1度の一族の晩餐会。どうかデザートまで、嘘がバレませんように」。 離婚を伏せて最後の一家団らんのためにこの1大イベントを成功させようとする完璧主義者の妻の下、アメリカ人にとっての“正しいクリスマスの過ごし方”が興味深い。 現実をカモフラージュして集まるのは、失業中の長男・不倫中の娘・万引きした叔母etc. 各自の嘘というか秘密に、姉妹の確執や母娘の確執など織り込み隠していたことが次々ばれて本音でぶつかり合っていく。 祖父(アラン・アーキン)とお気に入りのウェイトレス(アマンダ・セイフライド)との関係は微笑ましい。何故かこのアマンダ・セイフライトがまさかのラジー賞の最低助演女優賞にノミネートされていたけれど、もしそれを言うなら長女エレノア役のオリヴィア・ワイルドでしょ。キリスト教信者で共和党支持者の軍人に対するあの暴言も病院での暴走ぶりも規格外でドン引き。 この長女も含めて家族はキャラ的に感情移入しにくい面々がほとんどだった中、家族以外のメンバーで長女が空港で出会う軍人(ジェイク・レイシー)がかなりの好青年だし、それ以上にストライクだったのは万引きした叔母(マリサ・トメイ)を連行した寡黙な警察官を演じたアンソニー・マーキー。今後目が離せない。 それにしてもクリスマスディナーやプレゼントはもちろんだけれどkissがオープンなことや皆でクリスマスソングを歌い踊るってのがアメリカ流だって実感。ってか なんでみんなそろいも揃って踊れるの?お国柄かぁ。アメリカ人にはなれそうもない(^_^;) 日本では何故か2月から上映され順次全国公開。クリスマスシーズンにしなかったのは何故??? |
2016/5/13 | 【 アイアムアヒーロー 】 |
「アイアムアヒーロー」を観た。 「ビッグコミックスピリッツ」で連載中の花沢健吾のベストセラーコミックを実写映画化。 ゾンビ映画ということでB級かとタカをくくっていたら、日本公開前に海外の映画祭で旋風をまきおこし受賞までしているとのこと。 冒頭の漫画家アシスタント仲間とのやりとりなどに、うだつの上がらない現実が描かれる。ここですっかり気を許して鑑賞していたので、英雄の彼女‘てっこ’のゾンビへの変貌シーンに、これはもしかしてホラーかとあまりの恐怖に凍り付いてしまった。このZQN(ゾキュン)化の後に終盤までこれでもかとZQNが大量発生するのだけれどここが一番怖かった。 その次の職場シーンでは漫画家アシスタント仲間のドランクドラゴンの塚地のおっとりしたキャラでのスプラッターはギャップがお見事。タクシーの中でのパニックはかなりスリリングで無事故無違反の運転手のZQNぶりはユーモラス。こうしてアウトレットモールにたどり着くまでの展開は息つく間もないくらいスピーディー。 ゾンビものではガンガン撃って撃退するのがお約束ながら主人公の英雄(大泉洋)が銃を持たない日本において趣味で猟銃所持の免許があるというのがミソ。 当初、街中で引き金を引くこともできなかった主人公が逃げる途中でたまたま出会った女子高生が感染者???という状況でも「君を守る」ことができるのかを、現実逃避的だったヒデオ→英雄→ヒーローという構図とうまくリンクさせていく。 人間同士の疑心暗鬼の要素も入れ、R15指定ということで容赦ない残虐さでグロい血どばっのシーンが続く。 各ZQNが人間だった時の一番強い感情に縛られているというのも哀れで、ひとつひとつのZQNのクォリティはおそろしく高く、十把一絡げにしていないのは素晴らしい。 |
2016/4/30 | 【 レヴェナント:蘇えりし者 】 |
「レヴェナント:蘇えりし者」を観た。 ディカプリオの悲願のアカデミー主演男優賞受賞作。 ここまでやるかというくらいの壮絶な役。熊に襲われ、瀕死で仲間から置き去りにされ、冬の川に流され、生の魚やレバーっぽい生肉にかぶりつき、馬ごと崖から落ち、馬の死体を寝袋にして寒さから身を守る。確かにお見事です。 ただでさえ厳しい極寒の撮影環境の中、よく頑張りました。歴代のアカデミーの中でもダントツの努力賞に値するかも。なんていうかひたすら参りました。 敢えて難を言わせてもらうなら、いくらなんでも生命力あり過ぎでしょ。実話をモチーフにしているのも驚きとはいえ、盛り過ぎ(^_^;) 映像は自然光のみを使い人工的な照明を排除したらしいけれど、この主人公のバイタリティというか蘇えりが人間離れしていて不自然でしょ。 奇跡のサバイバルをこれでもかこれでもかと描いた後は、復讐劇へと転じ、実際の撮影で鼻を折ったという程の体当たり肉弾戦の迫力もハンパない。 すごい映画だということはストレートに伝わってくるけれど許容限度を超したシーンが多くて156分スクリーンを見ているのが辛かった。 監督のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥは「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」に続き2年連続の監督賞で、カメラマンのエマニュエル・ルベツキにいたっては「ゼロ・グラビティ」「バードマンあるいは(無知が もたらす予期せぬ奇跡)」に続き3年連続の撮影賞ということで快挙。 実は個人的には「バードマン あるいは(無知が もたらす予期せぬ奇跡)」の良さが全くわからずアカデミーの作品賞自体を納得していないけれど、本作は良い意味で成果を出したので各3部門で受賞した3人の異才に拍手。 |
2016/4/19 | 【 スポットライト 世紀のスクープ 】 |
「スポットライト 世紀のスクープ」を観た。 アカデミー賞作品賞受賞。昨年の受賞作「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」は万人向けとは思えずちっとも面白くなかったけれど、本作のオスカー受賞も納得かというと少々言葉に詰まる。 カトリック聖職者による子どもたちへの性的虐待というスキャンダラスな内容ながら全体的にあまりに地味。 あくまでも過剰な演出は避け事実に忠実にという狙いなのでエンターテイメント性は低い。 ただただストレートに4人の記者が過去の関連記事や資料から地道に取材をし関係者に連絡を取って核心に近づいていく様子を描く。 地元ボストンっ子の4人の記者にひけをとらない存在感だったのがフロリダからやってきた新任局長。そもそもこの問題を提起した人物だし渋く静かながら強い佇まいにその有能さが伝わってくる。 タイトルの‘スポットライト’とは、ボストン・グローブ紙の独自調査に基づく特集記事欄のこと。 この記事が世の中に出るまでには、途中2001年の9.11テロ事件も起こり、社会的にも社内としても混沌としていたのを経ての2002年1月に全米を震撼させる記事が掲載され、まさに世紀のスクープ報道となった。 こーいう一途な正義感と最後までやりぬいた“スポットライト”取材チームの記者魂には敬服。派手さはないけれど見るべき作品。 |
2016/3/26 | 【 バッドマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 】 |
「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」を観た。 前作のスーパーマン「マン・オブ・スティール」はLAで字幕なし鑑賞だったのでなんとな〜く観たカンジ(^_^;)だけだし、バッドマンは「ダークナイト」とAXNで放送中のTVドラマ「GOTHAM/ゴッサム」のみというこれまでのお付き合いがとっても浅い身にはわかり難い。 今更背景の説明の必要もないようなファン層をターゲットにしているとしか思えず、まるで一見さんお断りの常連さん向け作品。 バッドマンとスーパーマン以外になななんと‘ワンダーウーマン’なるお初のキャラの登場も「誰?」という謎のまま(^_^;) スーパーマンの宿敵レックス・ルーサーJr.役の金髪ロン毛のジェシーアイゼンバーグは、不自然にテンションが高くぺらぺらと早口でしゃべりまくる様子がウザくつかみどころがない。本作でのイメージを一新するラストのスキンヘッドでやっと馴染みの悪役キャラになった。 バッドマンとスーパーマンの母親の名前が両者の戦いで大きな鍵となるのもどうも説得力ないような。 ゴッサムシティ特有の暗鬱な世界観や2代ヒーローのビジュアルな映像は魅力的。 |
2016/3/20 | 【 オデッセイ 】 |
「オデッセイ」を観た。 |
2016/3/13 | 【 スティーブ・ジョブス 】 |
「スティーブ・ジョブズ」を観た。 「スラムドッグ$ミリオネア」「127時間」のダニー・ボイル監督というから期待したのに・・・完璧に期待ハズレ。 主演はマイケル・ファスベンダー。同じタイトルの映画(アシュトン・カッチャー版)もあるし、亡くなったのが2011年と新しいしアップルのカリスマとしての記憶も新しいだけにステーブ・ジョブスの人生や関わりのある人たちについては今更説明も不要というスタンスで制作した映画なのかしらないけれど、さほど知識がない身には、登場人物の誰が誰なのかもわからないし、名前しか出てこないダニエル・コトキやガイ・カワサキに至ってはましてチンプンカンプンで一言で言えば不親切。 1984年のMacintosh発表会直前、88年のNeXT Cube発表会直前、98年のiMac発表会直前のドタバタした舞台裏を描いている。1984年はMacintoshが「ハロー」と言わないだので怒鳴っているし、1988年はアップルで追い出された経過でもめてるし、1998年はスタッフへの謝辞を言う言わないで責めてるし、各年代に絡む娘との関係性の変化も特筆すべきものはない。 スティーブ・ジョブズの片腕としてマーケティング担当者を演じたケイト・ウィンスレットがアカデミー助演女優賞でノミネートされたけれど、彼女の台詞からは仕事でもプライベートでも何に対してどう思っているのか伝わってこないのも含め総じてわかり難い。 アップルの知識がない方は予習が必要。 |
2016/3/1 | 【 ヘイトフルエイト 】 |
「ヘイトフル・エイト」を観た。 猛吹雪の中のロッジに居合わせた8人による密室ミステリー。 全部で3時間近い長尺で6章構成になっている。3章で店にたどりついて以降は各自の駆け引きで事態は思わぬ方向にという全く予測のつかないノンストップ展開ながら、2章までの店に着くまでの駅馬車シーンがあまりに長いのが残念。 癖者揃いで何が真実で何が嘘なのかわからない怪しさ満点の会話の応酬に加え、タランティーノ監督らしい血どばっのバイオレンス色いっぱい。 ちょっとした会話から糸がほぐれていくような過程で南北戦争という時代ならではの思わぬ繋がりのある各自の背景も過去と現在を巻き戻りながら描いている。 舞台となっている「ミニーの紳士服飾店」の不味いコーヒー・シチュー・主のない椅子・メキシコ人の留守番等々 それぞれが重要な役割をもっていて伏せんがきちんと回収される展開は見事。 賞金稼ぎのサミュエル・L・ジャクソンの「リンカーンの手紙」が効果的なスパイスとなってくる。 どの登場人物も存在感たっぷりで見ごたえ十分な中、紅一点のお尋ね者ジェニファー・ジェイソ・リーの演技は圧巻でアカデミー助演女優賞にノミネートされたのも納得なだけにどーせならオスカー受って欲しかった。 |
2016/2/21 | 【 Xミッション 】 |
「X-ミッション」を観た。 「世界トップアスリートによる、至上最もガチなアクション!」というだけあって、モトクロス、サーフィン、スノーボード、ウィングスーツフライング、ロッククライミングなど全てが、まぁとてもCGなしとは思えなく超超超人間離れしたアクションは本当にお見事。 休む間もなく仲間が一人また一人と脱落していくプロットが想定できるのでハラハラドキドキでもう怖くて正視できない。 FBI捜査官がアスリートチームによる犯罪集団に潜入するプロットにおいてその犯罪目的となっている8つの修練というのがどうもぼやけているのが難点。 多数のダイアモンドをを盗んでインド・ムンバイの貧民窟に撒き散らし、空飛ぶ現金輸送機から札束をメキシコの村の上空で解き放つなど、当初は貧しい地域へ向けた意図のある犯罪かとおもいきや、亡き活動家オザキが目指していた修養でそれは環境保全がどうのこうのだとかわかりにくい。 「オザキ8」が「フォースの噴出」「空の誕生」「大地の覚醒」「荒れ狂う水」「風の躍動」「氷の生命」「六命の極意」「究極の信頼」というものらしいけれどそれも観念的でさっぱり伝わってこない。 とってつけたようなストーリーが邪魔なのでただただアクションと自然の迫力を堪能するのが正しい鑑賞かも。 |
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