韓国ベストセラー小説「9歳の人生」を原作した「僕が9歳だったころ」を観ました。今は既に学校から体罰がなくなり1対1の喧嘩を制したガキ大将もいなくなり・・という時代だけに1970年代に9歳だった人が見ると、良い悪いは別にしても自分の体験と重ねられ、韓国の小学生というより自分の体験として懐かしく思えるかもしれません。但し日本と違うのは子どもでも徹底した儒教精神をまとっている点。それにしても9歳って体は子どもでありながら話すことは一人前なのね。なのに思慮が足りなくて残酷でモノを知らなくてとってもアンバランス。興味深かったのは、どんなに高慢で性格が悪くても、男ってのは女を見た目で好きになるっていう片鱗はもうこの9歳という年齢でちゃんと形成されつつあるってのがよーくわかったこと。しょーがないなぁ(笑) 当時の9歳は現在どんな大人になっているのでしょうか。