韓国で観客動員新記録を樹立した「タイフーン」を観ました。韓国映画史上最大の制作費をつぎこみ
タイ、韓国、ロシアを舞台に10ヶ月という長い撮影期間を経て完成した大作でハリウッドメジャーによる北米での公開も決まっているそうです。確かにハリウッド映画かと思うような驚くほどの迫力とスケールでした。主演の海賊のシンを韓国四天王の大人気のチャン・ドンゴンが演じているせいか映画館は満席状態。このチャンドンゴンは一目見てアレ?と思うほど痩せていていましたが
なんでも7`の減量したそうで精悍になって更にパワーup。目力も凄くて主人公の犯罪行為の奥にあったあまりに悲しい辛い過去から生まれた怒りを力強く物語っています。対する軍人役セジョン役のイ・ジョンジェの存在感も良いです。あまりにあまりな任務等や人間関係に何箇所か泣きそうになるシーンもありました。と、ここまで褒めてきましたが内容的にはつっこみどころはいっぱい。未見の方はこの先は読まないで下さい。
細かいところつつくのは止めますがこれだけは言いたい。まるで
‘特攻隊’
とも言えるセジョンは片道の燃料だけで飛んだはず。飛んだ後に知らされたアメリカの潜水艦等の計画変更はあったとはいえ、そこらの詳しい説明を省いている為に で、何で生きてんの?何で死んでないワケ?とギモ〜ン。突撃前に死を覚悟した母への手紙で涙を誘っておいてこれはないよ〜(-_-;)